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FAMトリップ実施報告③ 茶畑から茶道具まで体験「お茶の京都」

「お茶の京都エリアツアー」は、和束町、宇治市、城陽市を中心に、お茶のテイスティング、くみひもづくりや草木染の体験、野外体験施設の見学などが行われました。お茶という一見敷居の高い文化コンテンツですが、日本の自然や風景の中で育まれた成り立ちを追うことで新たな魅力を発見する旅であったようです。

ツアーは宇治茶の名産地、和束町のお茶畑からスタートしました。茶畑散策、石臼挽き、お茶のテイスティングとお茶づくりの過程を順番に体験しながら、茶畑の風景や宇治の自然にも触れてもらいます。テイスティングで飲んだ初めての抹茶の味は、全員があまり苦くなく、おいしいという評価。コスプレイヤーそれぞれがお気に入りの銘柄を見つけ、価格もリーズナブルで、高い満足感を得られたようです。

茶道具にも使われる京くみひもの専門店、「昇苑くみひも」では、店舗、工房、事務所の見学と、くみひもづくりを体験。色鮮やかでさまざまな模様のくみひもには、コスプレイヤーたちの評価もひときわ高かったようです。彼らのフォロワーの方にも興味深いコンテンツとなり、その方たちが観光で実際に訪れてみたいと思うのではないかと感じました。

城陽市の「Logos Land」では、野外体験施設の見学や草木染の体験などを通して、お茶を育む京都の自然についての理解を深めてもらいました。くみひもと同じく、白い布を自分で染めていく草木染は、オリジナリティを追求するコスプレイヤーの興味を引いたようです。価格がやや高めであるという感想もありましたが、自然に触れつつ日本の伝統工芸にも触れられる貴重な体験を楽しんでいました。

お茶、そしてそれを取り巻く自然や文化といったコンテンツを一貫して体験してもらうことで、様々な魅力を幅広い人へ発信できる可能性を示唆した企画となりました。ものづくりを通して自分を表現するという共通項を持つ、コスプレイヤーたちと現地の職人との交流は、観光コンテンツの新たな魅力の発見にもつながっていくのではないでしょうか。